イギリス縦断レース

さきほどテレビのBSで観たイングランドの中心部の山脈を深夜もぶっ続けで縦断するトレイルランレースを真似て、ランニングを10分ほどしてきました。走り始めは小雨でしたが、帰りは雨が激しくなりずぶ濡れでしたが、イギリスの山を縦断中だーと心で叫びながら人通りの無い薄暗い中を最期のスパートをかけて一人走ったのは楽しかったです。

やっぱり少しアホになって走るくらいが楽しいですね。

未知の銀河へ とある旅人の訪問記

しばらく時間が経過した。
彗介は飽きずに窓の外の宇宙を眺めていた。
すると近くに何者かが近づいてくるのが分かった。
それは身長わずか60センチほどの宇宙人であった。
「ポゴタ星人」
彼は名乗った。
ドルイドのような小人族にそっくりの容姿で、人型の宇宙人であった。
親しみの持てる波長を放っており、彗介は話しやすかった。
もはや他の宇宙人が唐突に現れたとしても驚かないほどに、自分自身が宇宙という地域に溶け込んでいる気がしていた。
ポゴタ星人というのはとても自然環境に適応して生きているのだそうだ。
彼らの星は地球のように自然が豊かで、四季があるようだ。彼らも幾多の自然災害を乗り越えてきたが、自然の仕組みを生かし、そこから文明を発展させた。化学や科学技術も惑星の自然と調和したものであった。そして、周辺の宇宙を探索できるまでに技術を発展させたのであった。
「地球人の噂は聞いていたけど、野蛮だよね」。
この名前も名乗らない宇宙人は普通の地球人が聞いたら怒りそうな事を平然と口にするのであった。
しかし、彗介は不思議とそれほどまでに腹立たしさを感じなかった。どこか共感している部分があるのであった。
「僕の名前はロゴタ。地球の五次元で自然環境の支援活動をしているんだ。銀河系にとって今の地球の支援は最重要課題なんだ。以前よりも自然環境に対する意識は高まったけどまだまだ人々の荒々しい波動は健在だからね」。
彗介はそれを聞いて思い出した。
自分が地球に生まれた時に受けた、地球人の荒々しくも野生的なエネルギーを。そして少数ではあるが黒い禍々しい感じのエネルギーを。何でこんな星に生まれて来てしまったのかという悲しい気持ちを。
小学校低学年くらいまでは特に絶望感と孤独感に襲われることがあった。
そして、なんで周りの同じくらいの子達はそんなに積極的な感じで、元気に行動できるのかいつも疑問に思っていた。自分は周りの人間と違って周囲に順応できないと感じていたのであった。
そして大人達は、なぜあんなにも自然よりも機械を愛し、お金を愛し、見栄をはるのか。ペットなどの動物を大切にする気持ちが少ない人達があんなにも多くいたのか理解に苦しんだのであった。
今ではそれもすっかり体験、理解してきたが、自身はやはり他人とは同じ意欲、目的を持って生きていくのが難しいのであった。
だから、この年齢になっても同じ思いを抱いている人達と出会ったり共感し合えるのが楽しいのであった。

宇宙の始まり

一つの意思は思いました。

新しい宇宙を作ろうと。

自分が住みやすい宇宙を作ろうと。

今までになく強い思いで描きました。

それは静寂の中で泉の中に石が投げられたかのごとく、静かにその波紋は広がりました。

そして、すぐに新しい宇宙、世界の卵は作られました。

今までの地球の物理法則や風景とは少し違うかもしれません。

そこでどのような世界が創造されるのかは私次第なのです。